ツルツルとした光沢感と印刷再現性で人気のあるジャンル「コート紙」の代表格

『アートポスト』は、表面に光沢がある「コート紙」の中でも厚手の用紙を指します。『上質紙』や『マットポスト』と並び、印刷の定番用紙のひとつです。ポスターやカレンダー、パッケージ、カタログ、美術書、パンフレットなど多岐にわたり使用されています。

両面に光沢コーティングが施されているので、平滑性が高く、発色も良いため、写真やイラストなどのカラー印刷に適しています。筆記性については、ボールペンでの書き込みは問題ありません。水性のペンや鉛筆、スタンプは滲んだり、書き込みができない場合があるため、試し書きをしてからお使いいただくことをオススメします。

質感に関しては吸い付くような肌触りで、厚みに関わらず、手に持った時の存在感は抜群です。光を反射するようなツヤを持った用紙なので、ひと味違う印象の印刷物に仕上げたい方におすすめです

両面に光沢コーティングが施された厚手のコート紙です。

アートポスト最大の特徴は、「鮮やかな色や写真の再現性が高い」という点です。顔写真付きの企業名刺や、グラデーションを使用している名刺もきれいに印刷できます。

写真用紙に印刷をしたような仕上がりになるため、写真やイラストを全面に配置し、小さめのブロマイドやポストカードのように使うのも面白いかもしれません。

ベタ塗り適正も高い用紙ですが、全体にベタ印刷してしまうとせっかくの光沢感が弱まってしまいます。表面をベタ塗りする場合は裏面は文字だけにしたり、または片面印刷にすると、用紙の質感を生かした仕上がりにすることができます。

用紙の厚さは「180kg」と「220kg」の二種類をご用意していますので、用途に合わせてお使いいただけます。

用紙のツヤが高級感を演出！

コーティングによるツヤがあるため、「高級感のある仕上がりにしたい！」という方に是非お使い頂きたい用紙です。ベタ印刷にも強いですが、余白を生かすことで用紙本来のツヤが出るため、より高級感が出ると思います。

また、写真やイラストの再現性に定評のある用紙なので クリエイターの方は、作品を載せたカードや名刺を『アートポスト』で作ってみるのはいかがでしょうか？
「180kg」でも十分な厚さがありますが、ポストカードのような仕上がりにするにはより厚みのある「220kg」がおすすめです。