記憶に残る素朴な手触りが魅力。落ち着いたトーンのファインペーパー

『里紙』は、日本の自然や四季を意識して創られた用紙です。
紙漉きをした様な質感や素材感があり、「和紙の様だ」と形容する人も多いほどです。

手触りは少しザラッとしており、温もりを感じさせるようなしっかりとした素材感があります。
白ベースの紙ですが、白色度はそこまで高くなく、少しグレー寄りの白色をしています。

筆記性は問題ないため、用紙への書き込みが可能ですが、スタンプなどは掠れやすためご注意ください。
印刷後は、用紙の色とも相まってやや落ち着きのある仕上がりになります。「できるだけ色味を鮮やかに出力したい」という場合は、想定よりも若干彩度を上げてデータを作成してみると良いかもしれません。また、用紙に凹凸があるためベタ塗り印刷はムラが出やすくなります。

グレーがかった渋みのある白色と、ザラつきのある手触りが"味"を演出

適度なコシとしなやかさから、名刺の他にもショップカードや書籍、DM、封筒、ペーパークラフトなど、幅広い用途で使用されています。

オンデマンド印刷の都合上、印刷部分は用紙の質感が弱まってしまいます。『里紙』の特徴的な質感を活かすなら、余白を多めに取ったシンプルなデザインがオススメです。

色や連量は『ブンペル』と似ていますが、『里紙』の方が用紙の灰色と、表面の凹凸(ザラつき)が強いです。
並べて比べてみると、『里紙』は和風で『ブンペル』は洋風という雰囲気があります。

『里紙』は四季折々の里山を表現しているため、カラー展開が豊富な用紙です。名刺良品では、全50色の中から日本の雪山をイメージした色の「雪」を取り扱っています。

和紙をお探しのお客様に、ぜひ選択肢に入れていただきたい用紙です

「和紙」は、オンデマンド印刷では印刷が難しいジャンルの用紙のため、どうしても取り扱い数が少なくなってしまいます。『里紙』なら、和紙のような質感でありながら印刷適正が高い上に、模様が無いプレーンな用紙なので、様々なデザインに調和します。

和風なデザインはもちろん、美容院やアクセサリーブランドなどのショップカードにもオススメです。用紙に個性があるので、屋号を中央に配置するだけでも十分目を引く仕上がりになりますよ！