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シンプルでオールマイティーなパターン模様

シンプルでオールマイティーなパターン模様

こんにちは。

名刺良品ブログ、
花見のためにレジャーシートを買った担当Aです。

学生さんは進級の時期ですね。
桜が似合う季節となりました!

桜と言えば、ソメイヨシノ(染井吉野)が一般的な桜として有名ですよね。
ソメイヨシノは、江戸時代後期に東京都豊島区で開発された、日本産の栽培品種の桜です。

開発場所となった豊島区は、その当時『江戸染井村』という名前だったそうです。
「ソメイ」の名前は地名から由来し、
「ヨシノ」は、桜で有名な吉野山(奈良県)にちなんで植木屋が「吉野桜」の名前で売り出したと言われており、
吉野山の山桜と区別するために「ソメイ」の地名を表す言葉が付けられたようです。

ソメイヨシノは、開発された原木を接ぎ木によって全国に広めた桜です。
そのため、ほぼすべての木がクローン(同じ遺伝子をもつこと)だと言われています。

どこにいっても同じ遺伝子の桜を見ているとおもうと、面白いですね。
ちなみにソメイヨシノは沖縄では咲かないみたいです。
沖縄ではカンヒザクラという濃いピンクの桜が支流になっています。
本土の薄いピンクとは異なった桜の風景を見てみたいです。

お花見シーズンでは、パステルカラーや桜模様のデザインが流行りますよね。
春の桜が舞っているようなパターン柄は人気で、とても華やかで可愛いです。
私も、お花見で使う紙皿や紙コップも桜のパターン柄をよく使っています。

同じ模様を繰り返しつかうパターン柄は一気に雰囲気を造ってくれるので、ファッションや家具、デザインでも良く使われます。

本日のブログでは、
『シンプルでオールマイティーなパターン模様』をご紹介します。

マルチに使えるパターン柄を楽しんでいただけますと幸いです。

■ ギンガムチェック ■

清潔感があるように感じるギンガムチェックは、
テーブルクロスやエプロンといったキッチンアイテムに人気なパターン模様です。
白と他一色だけで作られたシンプルな模様ですが、
シャツやワンピースとして身につけると若々しく明るい印象に感じられるため、老若男女を問わず多くの人に愛される模様になっています。
シンプルなため、カラーバリエーションも豊富で、アレンジも加えやすいです。

ギンガムチェックの起源は、17世紀の東南アジアにさかのぼると言われています。
フランスで初めて生産され、家庭用の布として活躍した後、
19世紀頃には衣服やインテリアとしても幅広く使用されたようです。

ギンガムチェックの由来は諸説ありますが、
フランスの生産場所となった「Guingamp(ガンガン)」という地名が由来になったのではないか、
という考えと、
縞綿布を意味する「genggang」というマレー語から由来するのではないか、
という2つの考え方が由来の話としてよく挙げられています。

チェック柄では他にもタータンチェックやアーガイルなど様々なチェック柄が作られています。
日本では似ている模様だと市松模様がありますね。

チェック模様の中でも、最もシンプルな模様となりますが、
与える印象はポジティブで、明るく前向きになれる模様になっています。
カラーバリエーションも豊富にできるので、多分野で活用できます。

私が買ったレジャーシートもギンガムチェック柄です。
カラーは赤色にしました!

● 水玉模様 ●

複数の丸で作られた模様で、ドット柄とも呼ばれています。

英語では「ポルカドット」とも呼ばれ、
ドットの大きいものは「コインドット」小さめの丸は「ピンドット」と表現されています。

大きさの異なった丸を不規則に配置した「シャワードット」と呼ばれる模様も人気で、
水滴のようなイメージを感じさせます。
また、大きめの丸で泡をイメージさせる「バブルドット」とよばれる模様もあります。

日本では古墳時代の埴輪の服装に水玉模様が確認できるなど、古くから使われてきた歴史ある模様になっています。
江戸時代に流行した「豆絞り柄」や「鮫小紋」なども丸がモチーフとなってできた模様です。

水玉模様というと青や水色といった青色系統の色味が似合いそうに思いますが、
様々な色味に対応でき、形の効果でとてもポップな仕上がりとなります。

白と青の組み合わせは代表的で、とても爽やかな印象を与えてくれるので、
夏にドット柄のワンピースが好まれたりするようです。
白と青のドット柄をパッケージに使った有名な飲料水もありますよね。

色や丸の大きさにによって雰囲気を変えることができるのもうれしいところです。

▲ 鱗模様 ▲

正三角形又は二等辺三角形を並べたような模様になっています。
上下左右に三角形が並ぶことで、三角の間に新しい三角ができているように見えます。
連続する三角型の模様から魚や蛇の鱗に例えられ、この名前が付いたと言われています。

蛇の皮を財布にいれると金運がUPすると伝え話があるように、蛇は縁起の良いモチーフになっています。
なので蛇の鱗に例えられる鱗模様にも縁起の良い意味が込められています。
蛇は脱皮を繰り返すことから「新しいスタート」という意味や、
魚の鱗が新しく生え変わる様子から「再生」「繁栄」、
魚が自由に泳ぎ回る様子から「成長」など生物の様子に見立てた意味が込められています。

他にも「魔除け」や「身を守る」という意味もあるため、
女性の着物の柄としてもよく使用された模様です。

三角形の斜めの線が、視点を集めるような形状をしているため、
『視線誘導』『進行』『集中』などのデザイン的な効果もあるようです。
自然界の中で六角形が一番安定している形だと言われていますが、三角形も安定感やバランス感を感じる形になっています。

角がなく、優しい感じがする丸とは異なり、シャープでダイナミックさを感じることができます。



シンプルな模様だとアレンジもしやすいので、
「なにかアクセントが欲しい!」
「少し華やかにしたい!!」
そんな時に取り入れやすい便利な模様です。

図形がモチーフになっているので、多くの人が親しみやすいのではないでしょうか。

名刺良品のデザインプレートにもパターンや図形をモチーフにしたデザインがあります。

水玉模様のようなキュートなデザイン
https://www.meishiryohin.com/products/detail/1357

丸を使用した柔らかいデザイン
https://www.meishiryohin.com/products/detail/1353

カラフルな三角形の模様が目を引くデザイン
https://www.meishiryohin.com/products/detail/1355

ゴージャスな雰囲気のある黒ベースのデザイン
https://www.meishiryohin.com/products/detail/1372

デザインプレートは無料でダウンロードが可能です!
気に入ったデザインがありましたら是非ご活用ください。

私もパターン模様を使ったザイン案を作成してみました。

【フォーマルなカラーで組み合わせたギンガムチェック柄】



左のデザインは、風格のある赤紫に、赤みを入れたグレーでパターン模様を作りました。
真ん中のデザインは、制服で馴染のある深い紺色と薄いグレーの組み合わせです。

右のデザインは、日本の伝統色である『漆黒』という艶を感じるような黒をメインに、
同じく伝統色の『雪白』という紫味を感じる白を合わせてみました。

チェック柄のカラーや大きさを変えることで、カジュアルから上品まで様々な雰囲気が楽しめそうです。
黒を使っても重たくならず、若々しさや明るいイメージは残っているところがギンガムチェック柄のすごいところです。

【アクテイブに動きを出すドット柄】




シンプルな名刺の裏面に動きの出るドット柄をデザインしました。

なんだか安心感のあるカラーでまとめたドット柄です。
安心感があるのは、大地に由来するようなカラーを使って配色したからでしょうか。

用途に合わせて、配色を変えることもシンプルなので考えやすいです。



こちらはフランスに由来するスタイリッシュなカラーを使って配色してみました。



ドットの模様が動きを出してくれるので、様々な配置パターンが楽しめそうです。

【カジュアルで目を引く三角のモチーフ】





鱗模様を参考に三角の形を使ってデザインしてみました。

オレンジや水色、赤ぽいベージュを組み合わせて作りました。
三角形が程良くアクセントになってくれるので、使いやすいモチーフです。

今回は、シンプルでオールマイティーに使えるパターン模様をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
私は、実際に作ってみて鱗模様(三角)がお気に入りの模様になりました。

シンプルなパターン模様、
これからも活用術を深めていきたいです。
皆様も是非、シンプルなパターン模様をお試しください!

名刺良品ブログでは、おすすめの用紙やモチーフ案など、
名刺・カード作りで役立つ情報を毎月更新しています。
是非とも応援いただけましたら幸いです。

今後とも何卒宜しくお願い致します。

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