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名刺裏面の活用方法

名刺裏面の活用方法

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弊社は『安い』『早い』『高品質』を兼備する、
名刺・カード制作会社です。

特に『高品質』を重要視しており、印刷機の状態や色の管理に努め、
お客様に満足していただけるようなサービスや商品の作成を心がけています。

今回の名刺良品ブログでは、
『名刺裏面の活用方法』についての記事をお届けします。
日本は、ビジネスで頻繁に名刺を交換する機会が多く、
世界で最も名刺を活用する国(全世界の70%〜80%を消費)となっています。

名刺は中国から伝えられた文化の一つで、
諸説ありますが、不在の家に自分が訪問したことを知らせる手段として
名前を書いた札が活用されたのが『名刺』のはじまりだと言われています。
紙が無い時代のため、紙の代わりに竹や木の札に名前を書き、その札を訪問先の戸口に差し込むことで相手に訪問を知らせていました。
竹や木の札は『さし』と呼ばれており、漢字にすると『刺』と書きます。

なので『名紙』では無く、

『名刺』と表現されています。

日本では江戸時代に広がり、和紙に墨で名前を書いたものが不在先で活用されました。
江戸時代末期になると、墨で書いたものではなく印刷されているものが活用されるようになり、
名前の上に役職を示す紋を入れ、個人の立場がより詳しく表記されました。
また、この時代は外国人との関わりも増えていたため、名刺の存在が強まっていったように感じます。

日本における名刺の歴史は浅いですが、
日本人と相性が良かった名刺の文化は、現在では仕事もプライベートでも必須アイテムとなっています。

海外では、挨拶と握手から始まりますが、
日本では挨拶代わりに名刺交換をすることが多いです。

はじめましての方とも名刺に書いてある内容を元に自然な会話をすることができ、
『コミュニケーション』のきっかけとして、名刺は活躍します。
『とりあえず名刺交換だけでも』と一言、声をかけることで、
気まずい雰囲気を解消することができるので、とてもうれしい存在です。

渡す相手にどんなことを伝えたいのか、
どんな印象をもってもらいたいのか、目的に合わせてデザインを考える際に、
裏面のスペースがとても役に立ちます。

表面は、主に個人の基本的な情報をシンプルにまとめることが多いスペースです。
書く内容としては、
株式会社◯◯など、
会社名、部署名、役職名、氏名、住所、電話番号(tel)、fax、
会社のurlや検索できるqrコードなどを分かりやすく表示し、
会社のロゴマークや顔写真、似顔絵のイラスト、関連のある画像をポイントで付けたりします。

表面は記載しなければならない必須の情報が多く、スペースにも限りがあるため、
オリジナルティを出すのであれば、裏面を活用することがおすすめです。

もっと自分のことを知ってもらいたい場合は、
裏面に経歴や資格などを詳しいプロフィールとして記載すると、
『こんな資格を持っているのですね』など名刺を渡した相手に自分のことをよく知ってもらえるチャンスの場を作ることができます。
趣味や特技などを書くと個人のイメージや人柄がより伝わるのではないでしょうか。
興味を引く、インパクトのあるフォントや文字(キャッチコピーなど)があると、そのイメージで名前を覚えてもらえるかもしれません。

裏面の使い方は表面よりも自由ですので、
コラムを載せたり、自分のカラーに合わせたデザインを楽しむことができます。
日本では、名刺をもらうと大切に保管する方が多いので、
今後思い出してもらえるチャンスも多いです。
思い出してもらえるということは、仕事の話につながることでもあるため、
名刺は自己紹介だけに留まらず、大切な営業ツールとなります。

名刺を渡す目的をはっきりさせると、裏面に記載したい内容やデザインも変わってきます。

・SNSをみてほしい
・事業内容をもっと詳しくしってほしい
・お店の場所を知ってほしい
・海外の方と交流を深めたい
・自分の思いを伝える手段を増やしたい…など
裏面は目的に応じて幅広く活用することができます。

現在ではグローバル化が進み、表面の個人情報を裏面で英語表記にして記載するデザインも人気です。

●英語で表記する時のポイント●

日本語の場合、

会社名→部署→役職→氏名

郵便番号→都道府県→市区町村→丁目・番地・号→建物名・部屋番号・階数

と、大きい区分から小さい区分の順番で表記するのが普通ですが、英語表記では順番が異なります。

英語表記の場合は、

氏名→役職→部署→会社名

建物名・部屋番号・階数→丁目・番地・号→市区町村→都道府県→郵便番号→国名

と、日本とは真逆の順番で表記します。

ここまで日本の順番と異なると、デザインする時に戸惑ってしまいますよね。

ちなみに、
日本語は基本的にSOV(主語+目的語+動詞)という語順ですが、
英語はSVO(主語+動詞+目的語)という語順です。

SOV型の言語は、日本語の他に、朝鮮語、トルコ語、モンゴル語、ヒンディー語……と
世界の8割を占める言語が、このSOV型言語だと言われています。

日本語は難しい、この語順は特殊だ。と感じる人は多いかもしれませんが、
実は、日本語の語順は稀ではなく多数派で、逆に英語のSVO型言語の方が少数派なんです。

日本語は、
ひらがなとカタカナで約90字、
初級漢字で約400字、
大学入学に必要な漢字が約2000字と、
日本語で登場する文字の数はとても多いです。
それに比べて英語で使うアルファベットは、大文字と小文字を合わせても52個しかありません。
世界の言語の中でも、文字数が圧倒的に少ない英語は、学習などに取り組みやすい言語であることは間違いありません。

しかし、英語は文字数が少ないのに対して音の数が多いんです。
それが英語の難しいところです。

日本語は母音が「アイウエオ」の5つしかないのに対して、英語は10数個もあります。
これは世界の言語の中でも珍しく、このことが英語の発音は難しいと感じさせ、
複雑にしている原因の一つになっています。

また、文字数の少なさから英語圏の小学校では、日本ほど文字の書き方を教えるのに時間を割かないようです。
代わりに、不規則な綴り字を教えることが優先されるため、手書きの文字は一人ずつ独特のクセがあったりするようですよ。

私は、必須科目として英語を学ぶくらいだから話者人口の多い言葉(母国語)は英語だと思っていました。
ですが、それは違っていたようです。

話者人口の多い言葉(母国語)、1位は中国語でした。
9億3700万人と、
2位のスペイン語、3億3200万人とかなりの差をつけての1位に、改めて国土の広さを感じました。
3位は、英語で3億2200万人です。

その他は、

4位 ベンガル語(インド) 1億8900万人
5位 ヒンディー語(インド) 1億8200万人
6位 アラビア語 1億7500万人
7位 ポルトガル語とロシア語 1億7000万人
8位 日本語 1億2500万人
9位 ドイツ語 9800万人
(出典 Ethnologue 1999)

このような結果となっていますが、
英語を母語か第二言語として活用している人は約15億人いると言われています。
(2022年調べ)
やはり、英語教育を推進している国は多いのでしょう。

学校で名前を英語表記にする場合は、

名→姓

と表記するように習いましたが、
2019年以降、「国際社会に対応する日本語の在り方」において
『人類の持つ言語や文化の多様性を人類全体が意識し、生かしていくべきである(略)
したがって、日本人の姓名については、ローマ字表記においても「姓ー名」の順とすることが望ましい。(略)』
という考え方が反映され、
日本人の名前をローマ字で表す際は、

姓→名

と現在は、日本語と同じ順で表記するスタイルに変化しています。

2002年以降は、出版社によっては英語の教科書に登場する日本人の人名は「姓ー名」の順に変え、
韓国人の名前も「姓ー名」と同様の順で示したりしています。

令和2年1月以降では「公用文等における日本人の姓名のローマ字表記について」の
『日本人の姓名のローマ字表記については、「姓ー名」という日本の伝統に即した表記としていくことが大切である(略)』により、
政府の作成する公文書等では、日本人の氏名は原則的に「姓ー名」の順で表記されることになったようです。
※2020年1月1日より、パスポートに記載する氏名は、「姓ー名」の順番に変更されました。

パスポートの英語表記はヘボン式ローマ字になっていおり、
『し』→『SHI』
『つ』→『TSU』
『ち』→『CHI』
と表示するヘボン式ローマ字が名刺でも使われることが多いです。

海外の人からすると、日本人の名字と名前を区別するのは難しいため、
姓と名前の間にカンマを入れたり、
姓は大文字、名は小文字で書くと分かりやすくなります。

名前表記の中のカンマは『姓名の前後を逆にしている』という意味になっているため、
「Yamada,Tarou」とすると、「Yamada」が姓だと把握してもらえる便利な記号です。

ちなみに、オリンピックでの日本人選手の英語表記は、
姓は大文字、名は小文字で表記(ホームページ等)されていました。

●法人の英語表記●

日本の会社名には、前株や後株と『株式会社』を書く位置も様々ですが、
英語表記では、必ず社名の『後ろ』につけることになっています。

欧米では、株式会社と有限会社の表記を区別しておらず、
「有限責任会社」を意味する
Co.,Ltd. / Co.Ltd.(Company Limited)やInc.(Incorporated)が使われています。

日本の『株式会社』という会社の形態は、日本独自のものであるため、
必ずしもこれが正解というものが無いので、株式会社を英語表記にすると、
いくつかの選択肢があるため、会社によって表記が異なることが多いです。

『株式会社』の表記で主に使うのは、

・Co., Ltd.(Company Limited)
読み方は、『カンパニー・リミテッド』と略さずに読みます。
イギリス英語では「コー」と発音することもあるようで『コー・リミテッド』と呼ばれることもあります。
Company=会社、仲間
Limited=有限
『有限責任会社』を意味しています。
日本の会社では、この表記がよく選ばれて使用されています。
『Co. Ltd』と、真ん中についているコンマを省略することができます。
しかし、日本ではなぜかコンマを必ず入れる風習があり、省略して表記しているケースはほとんど無いようです。

・Co.(Company)
Co., Ltd.(Company Limited)のCompanyです。
Ltd.が付いていないので、全てまとめた状態の「企業団体」を表し、
業務を共にしている人たちやその集団を指しています。
『●●●&co.』という表記がありますが、
これは『●●●とその仲間たち』という意味になっています。

・Corp.(Corporation)
読み方は、『コーポレーション』又は『コープ』と発音されることもあるようです。
法的な手続きをとっている正式な法人団体のことを指しており、欧米でよく使われている表記です。

・Inc.(Incorporated)
読み方は、『インク』『インコーポレーテッド』と読みます。
「Corporation」と同じような意味合いで使われていますが、
『今まさに、大きな団体になっているのだ』という現在進行形のイメージが付くのが、「Corporation」との違いです。

・Ltd.(Limited)
Co., Ltd.(Company Limited)のLimitedです。
イギリスの社名には必ず「Limited」が表記されているそうです。

・K.K.(Kabushiki Kaisha)
読み方は、「カブシキカイシャ」や「ケーケー」と読みます。
読み方で分かるように、これは日本の株式会社を表す表記になっています。

上記が、主に使われている会社を表す表記になっています。
日本語の情報を英語表記にする際に参考にしていただけましたら幸いです。

今回は『名刺裏面の活用方法』について様々な視点から記事にしてみましたが、いかがだったでしょうか。

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参考文献
『英語のしくみ』 関山健治 著
『はじめてみよう 言語学』 佐久間淳一 著

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