用語集
2014.07.09
【デザイン用語集】CMYK
【CMYKカラー】
オンデマンド印刷の会社に入稿をしたとき、
「データを【CMYKのカラー】で作成して下さい!!」と
言われた経験はございませんか?
CMYKカラーとは、色の表現方法の1つです。
オンデマンドで印刷を行なう場合、CMYKカラーでのデータ作成が必要になります。
弊社に入稿をする際もデータに関しましてもCMYKのカラーで作成をしていただくようお願いをしております。
CMYKカラーは、印刷など物体に色を塗るとき使われるカラーモードです。
CMYKは減法混色による色の3原色、
シアン(Cyan) マゼンダ(Magenta) イエロー(Yellow) 黒(Black)
を加えた4つの成分で色を表現します。
4色のカラーで作られるため、再現できる色の数は限られていますが、
CMYKは目が痛くなるような眩しい色がないので目に負担の少ない色合いになるのが特徴の1つです
また間違えやすいのですが、Kは黒(Black)のKではなく、キー・プレート(Key plate)の頭文字から取ったと言われています。
◯実際に入稿データを作成するときの注意点
一番注意が必要なのは、パソコンなどのモニターで再現される色と実際印刷物との色の違いです。
普段の業務の中で「色味が違う」というお問い合わせを頂くことがありますが、
その原因の中には、パソコン画面などと比較して色が異なると感じてしまうお客様が多いです。
しっかりとカラーマネジメントがされたモニターであれば、それほど差異や異なった印象を受けることは少ないのですが、
一般の家庭などで使用されている、スタンダードなタイプのモニターを使用されている場合、
モニターによっては実際の印刷物と色味などが変わってしまう可能性が十分考えられます。
データを入稿する際は、そういったCMYKの特徴や注意点を理解しデータを作成していただけますと幸いです。
CMYKのもっと詳しい内容を知りたい方はコチラのブログ記事も参考にしていただければと思います。