コストパフォーマンス、用紙の風合い、印刷適正の三拍子がそろった優秀な高級紙

『ミルトGAスピリット』は、高級紙の中で比較的リーズナブルな価格帯でありながらも、用紙の風合いがしっかりと感じられる用紙です。

両面微塗工の印刷用紙で、微細な凹凸により「見てわかる・触ってわかる」高級感を兼ね備えています。紙の繊維がそのまま露出している上質紙系の用紙(非塗工紙)よりも、吸いつくような手触りをしています。

4種類ある色の中で、名刺良品ではその中でも一番白色度の高い「スーパーホワイト」を採用しています。色味の再現性が高く、仕上がりがすっきりとした印象になります。

微塗工紙のため、印刷部分にツヤが出て、用紙とのコントラストがつきます。同じ高級紙の『ルミネッセンス』と印刷後の印象を比較すると、『ミルトGA』の方がパキッとした仕上がりに感じられます。

「ミルト」とはドイツ語で「柔和な、温厚な」という意味です。

2012年に、印刷の再現性が高い「GAスピリット」と、ラフな風合いを持った「ミルトGA」が統合し、より取り扱いやすい紙として誕生したのが『ミルトGAスピリット』です。

ソフトなさわり心地が特徴的な用紙で、軽さ、しなやかさ、柔らかさを兼ね備えています。ラフな風合いを残しつつ、しっかりと色が乗ることも魅力の一つです。また、用紙の白色度が高いため、印刷箇所と用紙の差がはっきりとします。

筆記性に関しては、油性ペンや鉛筆などでの記入が可能ですので、診察券やメッセージカードとしてもご利用いただけます。水性のペンなどはやや乾きにくいのでご注意ください。

高級紙ながら価格を抑えた用紙のため、カードや名刺の使用頻度が高い方におすすめです。

穴を開けて洋服のタグにしたり、折り名刺にすることでミニサイズのパンフレットとして使用したりと多用途に使えるため、ショップを運営されている方にもぜひお使いいただきたい用紙の一つです！

ラフな質感のため、ベタ塗りのデザインはムラが出やすくなりますが、発色はかなり良いので、色を多く使用するデザインや写真を載せたデザインに向いています。