「東北コットンプロジェクト」で栽培し収穫された綿（コットン）の茎から採った繊維で作られています

「東北コットンプロジェクト」とは、東日本大震災の津波被害により稲作が困難になった農地で綿（コットン）を栽培、紡績、商品化、販売までを一貫して行っているプロジェクトのことです。

2011年から取り組みが続いており、そのプロジェクトから誕生した商品の一つとして販売された用紙が、『東北コットンCoC』です。

一般的な用紙は木材パルプのみで作られるのですが、『東北コットンCoC』は木材パルプと本来廃棄されるはずの綿の茎を利用しており、コットン繊維が用紙に漉き込まれています。

廃棄されていたものに新しい価値を付与するアップサイクル製品でもあり、『東北コットン』を使用することで、東北の農産業を支援をすることに繋がります。

『東北コットンCoC』はしなやかで柔らかく、ナチュラルな風合いを持つ用紙です。

漉きこまれたコットン繊維が1枚ずつ違う模様を作り出し、同じデザインでも違った表情を見せてくれます。
東北復興支援プロジェクトの一環で作られた用紙のため、名刺を印刷することで東北の農産業の支援をすることができます。本来廃棄されてしまう茎を原材料に使用しているので、エコやリサイクルの観点からもオススメです。

ラフな質感の用紙のため、広範囲のベタ印刷はムラになる場合がありますのでご注意ください。また印刷箇所に繊維が重なることがあります。特に写真やイラストなどに繊維のテクスチャが目立つ場合があります。

名刺良品では特注品として仕入れを行っているので、通常の名刺サイズのみならず欧米サイズや、正方形サイズなどの特殊サイズ名刺も作成することが可能です。

もっとたくさんの方に知ってほしい用紙です

「エシカル」「東北支援」など、多くの人に関心を向けられているであろうトピックにマッチしたこちらの用紙。

もっとたくさんの方に使っていただきたい！と思いつつ、元々の風合いが強いため、合うデザインを考えるのが難しい……。と、なかなか注文に踏み切れない方もいらっしゃるかもしれません。

スタッフ個人の考えですが、「風合いが強い用紙ほど、シンプルなデザインでOK」です！
特に『東北コットンCoC』は繊維が模様のようになっているので、単色のデザインでも表情のある仕上がりになります。
実際の質感を確認されたい場合は「用紙サンプル」をご請求ください！