まるで本物の革のような質感を持つ、ちょっと変わった個性派用紙

『コルドバ』は、革製品で有名なスペイン・アンダルシア州の都市Córdobaから名付けられました。
一見しただけでは紙とは思えないほど”革”にそっくりです。独特のぬめり感があり、他のどの用紙とも異なる触り心地です。

紙の色味はあえて不均一な仕上がりとなっており、ムラのある風合いがより革に近い質感を生み出しています。しなやかで丈夫な特性を持ち、多少濡れてしまっても破れにくいため、ブックカバーなどの雑貨にも使用されています。

ボールペンや油性ペンでの筆記は問題ありませんが、スタンプでの押印は乾きにくいため避けたほうが無難です。

印刷後は全体的に落ち着いた色味になります。カラー印刷は、印刷部分と用紙の地の色が混ざったような仕上がりになります。特に、用紙の色が濃い目のビスターで印刷をする場合は、想定よりも少しコントラストや彩度を上げてデータを調整するのがポイントです。

特殊加工やアレンジにも適した質感と丈夫さを持った用紙です

コルドバの特徴はやはり、独特なぬめっとした感触です。
紙をすく際に、木材パルプの繊維の隙間に薬液や樹脂などをたっぷり染み込ませることで、このぬめり感が生まれています。より「革」らしさを出したい場合は、紙を揉んでシワをつけるのがオススメです。使い込まれた革のようなヴィンテージ感を演出できます。

箔押しとの相性も抜群で、全面箔押しの名刺にもオススメです。ワンポイントの箔でも綺麗ですが、全面を箔にすることで重厚感が生まれ、高級感が増します。

写真やカラーの印刷をする場合は、より発色の良い「ベラム」がオススメです。裏面が透けるのをできるだけ防ぎたい場合は濃い色味の「ビスター」がオススメです。

渡した相手が驚くこと間違いなし！な、個性的な質感の用紙です。

この『コルドバ』には、他の用紙とは一線を画す、しなやかさとぬめり感があります。手渡しすれば「これが紙…?!」と驚いてもらえること間違いなしの個性的な用紙です!

「インパクトがある」という特徴はもちろん、「破れにくい」「少しの水に濡れる程度なら大丈夫」といった実用的な長所もあります。
長く使う会員カードや、商品の保証書といった用途にもおすすめです！