【完全保存版】よくあるデータ不備6選・修正方法まとめ
スムーズにデータを入稿するには、事前にデータに不備がないかを確認することが重要になります。
今回の記事は、よくあるデータの不備と修正方法を弊社ブログの過去記事からご紹介いたします。
【データ不備①:トリムマーク】
入稿データには、裁断指示(トリムマーク)が必要になります。
裁断指示をもとに、データのサイズの確認や実際の裁断を行っていきます。
そのため、裁断指示(トリムマーク)がないデータは弊社ではデータ不備とさせていただいております。
詳細な、トリムマークの作成は下記よりご確認お願いいたします。
【完全データ作成】トリームマーク(トンボ)とは?
【データ不備②:アウトライン(OL)】
入稿していただくデータには、アウトラインをかけていただく必要があります。
アウトラインをかけていないデータの場合、弊社側でお客様が作成したデータと同じフォントがパソコンの環境にないため
文字が化けてしまったり、違うフォントと入れ替わってしまう可能性があります。その為、データ作成時にアウトラインをかけていただくようお願いをしております。
詳細な、アウトラインの作成は下記よりご確認お願いいたします。
【完全データ作成】アウトラインの仕方
【データ不備③:裁ち落とし加工】
裁ち落とし加工とは、名刺用紙のフチまでデザインが印刷されている印刷のことで
紙のフチに余白ができないように印刷加工する手法です。一般的にフチ無し印刷とも言われております。
◯裁ち落とし加工「なし」のデザイン
◯裁ち落とし加工「片面」のデザイン
◯裁ち落とし加工「両面」のデザイン
裁ち落とし加工の詳細に関しては下記よりご確認をお願いいたします。
【完全データ作成】そもそも裁ち落としって何?
【データ不備④:塗り足し】
名刺をフチまで印刷したい場合、塗り足しのデータ作成が必要になります。
弊社HPにも記載をさせていただいておりますが、
オンデマンド印刷の都合上、印刷・裁断時に最大で2mm程度ズレが生じてしまいます。
そのため、仕上がりの名刺がフチまでデザインがある場合は塗り足しのデータの作成が必要になります。
塗り足しデータの作成は下記よりご確認お願いいたします。
【完全データ作成】塗り足しとは?
【データ不備⑤:リンクが抜けている】
入稿データにロゴや画像を使用する際は、使用したデータの埋め込みが必要になります。
データがしっかり埋め込まれていない場合は、リンクの画像がエラーになってしまい正しく表示されません。
画像データやロゴデータを使用している場合は、しっかりと埋め込む必要がございます。
リンク画像埋め込みの詳細は、下記よりご確認お願いいたします。
【完全データ作成】画像の埋め込み方法、正しいリンク方法
【データ不備⑥:CMYK】
名刺良品では、オンデマンド印刷機械を用いた印刷になります。
そのため、特色の「RGB」や「PANTONE」、「DIC」での印刷が行なえません。
入稿データはすべてCMYKで作成していただく必要があります。
特色でデータを作成されていた場合、カラーが自動で変換されてしまいお客様が思っていた色と異なってしまう場合がございます。
特色からCMYKへの変換方法は、下記よりご確認お願いいたします。
【完全データ作成】特色をCMYKに変更する方法とは
まとめ:完全データの作成方法
不備のないデータを作成することで、入稿の手間やデータの修正にかける時間が大幅に削減ができるかと思います。
受付時間ギリギリになってしまうと焦ってしまいがちですが、一つ一つポイントを抑えてデータを作成していただければ、
どこの印刷会社様でも問題ないかと思います。
印刷会社様によって不備の基準が異なりますので、使用している印刷会社様の不備の基準を知ることも大切です。
名刺良品では、下記のデータチェックリストをもとにデータを確認しております。
データチェックリストや、弊社ブログの完全データの作成方法をご確認ください。
データチェックリスト
入稿用データのつくり方(チェックリスト)
名刺データの作成方法。
初心者でも大丈夫、名刺データの作成方法